師走

社会をうまく生きるには誰かに好まれなくてはならなくて


配色やレイアウト、床上に揃えた線や同じような格好で尚且つ集められたものがシンメトリーとしては綺麗だし

端から端まで綺麗なものは誰からも好まれるから何をしてもまあまあ許されるしそこで初めて個性が認められるわけで

でもお道具箱のお揃いはなんだかもう疲れてきた

それはもう死ぬほど憧れるけど整列するには私は中途半端すぎるし

当然自発的なものはなんでもないんだけど同じ感情や同じ境遇や同じ生活のレベルだとか

社会は個性だけでは生きていけないし協調性だけでも私は生きていけないんだけど

自分を自分の中に留めておくのが苦手だから勝手に不完全な個性だけ突飛してしまう

それがプラスになればいいんだけど大体マイナスだし

もっとまともにならなきゃ

自分から何かを切り離すときってさ

それが自分にとって悪影響でしかないものと分かってても切り離すのは自分も痛いし怖いし不安なのはたぶん当たり前なんだよね

もうしんどいんだなんか

そこそこ成功しているアイドルが芸能界を引退するときってどんな心境なのかな

自分の価値がゼロになるの怖くないのかな

すごいよね